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○○○とヨリを戻すゴルファーたち

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リッキーです!

何十年と生きていれば,何かとヨリを戻した経験はみんな一度や二度はあると思うんです。ゴルファーだったら,一度使ったクラブが合わなくなったと思って中古屋に売って,しばらくしたらそのクラブが恋しくなって同じのを買う(なんなら自分が売ったものを買い戻す)なんてこと,よくある話です。

が,それにしても,PGAツアーでのこのヨリの戻し方は謎です。三菱ケミカルの,Kuro Kage XTS というシャフトの話です。

マキロイもXTSを愛用

Kuro Kage について

最近のテーラーメイドのウッド系クラブは純正シャフトのひとつとして Kuro Kage が準備されているので,「何らかの Kuro Kage を打ったことがある」という人は少なくないでしょう。しかしこの Kuro Kage,モデル違いが異様に多く(「XT」とか「XM」とか「XD」とか「Silver TiNi」とか「Silver Dual-Core TiNi」とか「Red」とか「Blue」とか「Black」とかその他もろもろ。テーラーメイド用のは「TM5」というOEM),把握するのがひと苦労なんです。なので勝手にこんなふうにまとめました

新しいシャフトが出ればとりあえず試してみるのがツアープロで,最初に「XTS」というプロトタイプモデルが出たとき,けっこうな人数がこれをバッグに入れました。ロリー・マキロイ,ジェイソン・デイ,ジャスティン・ローズ,アダム・スコット,セルジオ・ガルシア,などなど。その後「XTS」は「XT」という名前になって市販され(2015年3月),上記のプレーヤーたちも他のシャフトを使うんですが(例えばマキロイは Tensei CK Pro White,デイもCK Pro WhiteだったりTPTだったり,ローズは Tensei CK Pro Orange,スコットは Tour AD DI,ガルシアは Tensei CK Pro Blue),どうしたことかまたみんな「XTS」に戻してきるんですよ。トミー・フリートウッドは「グラファイトシャフトは基本的に三菱」って言ってて,一時期 Diamana DF を使ったこともありましたが,最近は「XTS」で安定している感じです。

「XTS」?「XT」?

何が不思議かというと,公式の謳い文句では,市販モデルの「XT」って「2014年、米国男子ツアーを中心に展開した【XTS】のコードネームを持つツアープロトタイプをそのままに、吹け上がり、つかまり過ぎを防いで強弾道を生む,「叩ける」元調子系の剛性設計となっています 」ってなってるんですよ。だったらXTを使う人がいてもいいし,あるいはXTの改訂版であるXDを使う人がいてもいいんだけど,みんな軒並みXTSを使ってる。プロトタイプなのに。もう6年も前のものなのに。

最近トミー・フリートウッドがドライバーのテストをしてて,メインがテーラーメイドのSIMにKuro Kage XTSを挿したもの,比較したのがPING G410 LSTで,こっちにはXTを挿していた。そのことからも「XTS≒XT」と考えていいんだろうけど,でもなぜかXTSなんですよね。

3つの仮説

ということで,プロたちがXTSを好んで使う理由を,3つ推測してみました。

1)XTSとXTは性能が違う。「XTS」はそもそも「extra stiff-tip」の略(つまり「先端が超硬い」)で,だからこそ「吹けない」「つかまりすぎない」「叩ける」「強弾道」ってなると思うんですが,市販モデルのXTにするときに,その先端の剛性を少し緩めた可能性がある。

2)過去の記憶。マキロイが最後にメジャーを勝ったときは Kuro Kage だったし,ガルシアがマスターズを買ったときも Kuro Kage だった。アダム・スコットが最後にWGCのタイトルを手にしたときも Kuro Kage だった。ジェイソン・デイがメジャーで勝ってプレーヤーズ選手権で勝ったときも Kuro Kage だった。だから戻すとしたら,そのときの Kuro Kage(すなわちXTS)に戻したい。

3)コスメ。XTは全体がグレーだけど,XTSは手元がグレーで途中から先端にかけてが黒。なので手元調子」が視覚的にもイメージしやすくて,スイングのリズムが作りやすい。

さて正解はどれなのか。直接訊く機会があったら訊いてみたいんだけどなぁ……(ZOZOのときにメディアパスくださーい)。

ということで,

XTSとヨリを戻すゴルファーたちの話でした。

(BBSリッキー)

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